創業から約100年に亘り千葉県北西部(市川、船橋、浦安、松戸、柏など)を基盤に都市ガスの安定供給を担い、京葉ガスはお客さまから確かな信頼を得てきました。
しかし近年、地球環境問題への対応に伴う省エネルギー化の広がりや、再生可能エネルギーの利用拡大、新規参入の小売事業者が乱立する電力・ガスの全面自由競争化など、エネルギー企業を取り巻く環境はこれまでにない大変革期を迎えています。
しかし、こうした環境変化は新たな成長へのビッグチャンスになるのも確か。私たち京葉ガスは、この変化をチャンスと捉え、競争力をさらに磨き、新時代を勝ち抜くための挑戦を始めています。
これまで都市ガスや電力の販売は、安定供給などの観点から、エリアを定め独占的に行っていました。
しかし、規制緩和が社会の潮流になる中、1995年に大規模工場など大口需要家向けのガス販売の自由化がスタート。電力も同様に2000年から大口向けの自由化が始まり、順次対象を拡大しながら、電力は2016年、ガスは2017年に家庭用まで含めた全面自由化となりました。
全面自由化が意味するのは、「すべてのお客さまがガス会社、電力会社を自由に選べるようになった」ということ。京葉ガスも、私たちのガスをお客さまに選んでいただく存在にならなければいけません。一方「電気も京葉ガスに」と、提供できるエネルギーサービスの幅が広がりビジネスチャンスの拡大につながっています。
ガスも電気もそのもの自体に品質の差はありません。選んでいただくためのポイントは、料金水準だけでなく、会社への「信頼」や「親近感」。これまで検針や点検、修理で身近に接し、地域のお客さまから信頼を得てきたことが、京葉ガスの大きな強みになるのは間違いありません。
今後、京葉ガスがエネルギーだけではなく、お客さまの暮らしをサポートする新しいサービスを展開していく上で「地域のお客さまからの信頼」は大きなアドバンテージとなります。京葉ガスは、地域のお客さまからの期待を超える存在になるため、挑戦を続けていきます。
京葉ガスは「総合エネルギー企業」へ。
01
都市ガスも電気も、エネルギーは
京葉ガスに。
「ガスも電気も京葉ガスに」。そうした「総合エネルギー企業」としてお客さまに認められるのが私たちの目標です。
お客さまに選んでいただくには料金面の魅力も重要になるため、ガス料金では「 バリュー ほっと 」「 ゆかほっと」、電気料金プランでは「従量電灯プラン」や宅配収納サービス「サマリーポケット」が付いた料金プラン等、 多様なプランをご提供しています。いずれもお客さまの使用環境に合わせて料金がお得になるものです。
02
ICTの活用で、
お客さまにもっと便利なサービスを。
モバイル環境の充実をはじめ、急速な進化を続けるICT(情報通信技術)。
ガス使用量の検針や定期点検、ガス機器の販売・設置などでお客さま宅を訪問する機会が多いのは都市ガス事業者の特色の1つです。こうしたお客さま接点の機会を、サービスの向上と信頼関係の強化につなげるため、ICTのさらなる活用を進めています。 ネットを通じたお客さまとの接点拡大やサービス拡充にも注力。会員制Webサイト「ウィズ京葉ガス」で会員限定のポイントサービスも始めています。
03
地域の一員として、さらに身近に。
京葉ガスは、小中学校の教室や公的施設への空調導入にも携わっており、家庭だけではなく、地域のより良い生活環境の提供も担っています。
また、次世代を担う子供たちの成長をサポートする出張授業や絵画コンクール、柔道教室の実施、30年以上続く自治体主催のクリーン活動への参加、防災イベントの開催など、従来から行ってきた地域の一員としての活動も継続、強化していきます。
04
お客さまの身の回りの悩みを解決できる、
新規事業の創出。
エネルギー事業だけではなく、お客さまの身の回りの課題解決につながる、新たなサービスの創出にも注力しています。
事業開発部を主導とした新規事業の創出や、社内提案制度による社員からの新規事業提案を推進しています。
また、起業家講演会やアイデアを新規事業に結びつけるプロセスなどを学ぶワークショップを開催し、果敢にチャレンジする人財の育成や後押しする社内風土の醸成に取組んでいます。