shimazu shohei
緊急保安のエキスパートとして、お客さまの安全・安心を守る。
緊急保安センター 葛南グループ 嶋津 翔平 2017年入社
緊急保安のエキスパートとして、お客さまの安全・安心を守る。
お客さまや消防からの「ガスの臭いがする」「コンロの火がつかない」という通報に対し、すぐさま現場に駆けつけ、故障の修理や事故の対応を行うのが供給保安部 緊急保安センターの仕事です。まずお客さまや消防から「ガスもれ専用電話」を通して、防災供給センターの保安指令室に通報が入ります。そこでコントロールスタッフがさまざまな情報を確認した上で、該当エリアの拠点グループに連絡があり、私たちフィールドスタッフが通常2名でチームを組んで出動することになります。当社の供給エリアには3箇所の拠点があります。私は市川市や浦安市を管轄する葛南グループに所属しています。日々の業務は通報の数や内容によって大きく変わります。出動することがない時は車両整備や訓練、事務処理(報告書の作成や申請手続きなど)を行っています。いつ通報があるか分かりませんので、いつでも誰かが出動できるように、通常勤務・遅番・宿直体制で24時間365日お客さまの安全を確保しております。タフな仕事ですが、お客さまの安全に貢献できるやりがいを感じています。
通報内容にもさまざまなケースがあります。台所や建物内でのガスもれや道路上のガスもれ、さらには火災やガス管折損など、それぞれに応じた迅速な対応が必要になります。私たちの役割はガスもれを修理することだけではなく、初動措置三箇条と呼ばれる「ガス遮断」「着火防止」「避難誘導」の3つの対応を現場で並行して行うことです。従って修理技術の習得はもちろんですが、現場の状況に応じて最善策を講じるための判断力が不可欠となります。また火災や道路上のガス管折損等、大規模な事故になると、消防や警察と連携をする力が必要になり、現場対応力が問われます。トラブルを迅速に解決し、お客さまから直接「ありがとう」と感謝の言葉をいただくことができると、素直に嬉しくなり、達成感を覚えます。
大学では経済学を専攻し、ゼミではスポーツ経済学を学びました。ゼミ活動の中で調査活動や論文発表の裏方的な役割を担ううちに、人を支える仕事に就きたいと思うようになり、インフラ業界に興味を持つようになりました。京葉ガスの会社説明会に参加した際、供給保安部の仕事を知り、文理問わずその仕事に就けると聞き、内定を頂いた時は迷うことなく入社を決めました。入社後、希望通り供給保安部の緊急保安センターに配属。最初は不安でいっぱいでしたが、先輩の出動に同行したり、技術研修や実地訓練を受けたりするなかで、徐々に不安を解消していきました。3年目を迎え、先輩たちに比べれば、まだまだ知識と経験が足りず、学ぶべきことが多々あります。最近は後輩も入り、教える立場にもなり、さらなるレベルアップが必要だと感じています。
緊急保安センターのフィールドスタッフとして一人前になるまでにはまだまだ勉強が必要だと考えています。例えば、先輩たちは敷地内のガス管の図面が頭にすぐ浮かび、すばやく最善の措置を取ることができます。図面の見方や効率的な施工など、課題が山積みです。また、緊急保安センターの仕事をするためにはさまざまな資格も必要になります。入社2年目に国家試験の甲種ガス主任技術者を取得しました。現在、緊急保安センター内の技能認定試験Aランクの取得に向けて挑戦中です。Aランク取得者はチーム内にもまだ少なく、その取得が目下の目標です。将来的には導管工事部などに所属し、大規模な工事にも関わりたいと思っています。
平日のオフタイムは、ジムに行ったり、サウナでゆっくりしたり、TVや映画を鑑賞しています。休日は友人と遊びに出かけたり、最近はゴルフにはまっています。月に一度はコースに出ています。千葉はゴルフ場が多く、ゴルフをするには適した環境です。社内でもゴルフをやる人は多く、コミュニケーションを図るための良き交流の場となっています。まだ初めて2年ほどですが、スコア100を切ることが目標です。また、高校時代に野球をやっていたこともあり、年に4、5回、会社の野球部OBの試合があると参加しています。